リーシングとは？マンションの賃貸管理におけるリーシングを解説
マンション管理において、リーシングはとても重要な事の一つです。
今回はマンションの賃貸管理におけるリーシングを解説します。
1.リーシングとは
リーシングとは、広い意味ではリースや賃貸借について指す言葉です。
不動産業界では、賃貸物件の借り手が見つかるように多方面からサポートすることや、賃貸契約を仲介するような動きを指します。
マンションの賃貸管理としてのリーシングは、入居者の退去が決定した部屋や既に退去済みの空き部屋に新しい入居者を募集することや、それに付随して実施する収益安定のためのサービス全般を指します。
■リーシングでは具体的にどんなことをするの？
マンションの賃貸管理におけるリーシングの一般的な流れを大まかに説明します。
リーシングは、調査、営業、契約という三段階の流れで進行していきます。
まず初めに、対象となるマンションについて調査をします。構造や設備、立地などはどうなっているか、それをもとにしてどのようなターゲット層へアプローチするのかなど調査を進め、方針を固めていきます。
そして、次に営業の段階に入ります。調査段階で得たデータや方針をもとに募集広告をかけたり、営業をしていきます。
最後の段階が入居希望者との契約作業です。条件の確認や契約書の締結など、最後の詰めとなる作業を行っていきます。
これがマンションの賃貸管理におけるリーシングの一連の流れとなります。
2.リーシング業務をプロに依頼するメリット
マンションの賃貸管理におけるリーシングは、プロに依頼することでより質の高いものになります。
では、リーシングを依頼することで得られるメリットについてみていきましょう。
■効率よく収益を上げられる
賃貸管理会社は、日々たくさんの不動産を取り扱い、顧客と契約を結んでいます。そのため、効率よくリーシング業務を進められる独自のノウハウを蓄積しており、マンションの立地や設備などの特徴をもとに、どうしたら最大限の収益が上げられるのかを考えながら最適なプランを実行してくれます。
こうしたノウハウ・手法は個人では身に付けるのが難しいため、プロの管理会社に依頼することでしか得られない大きなメリットといえるでしょう。
無理に自身の力だけで管理を行なおうとすると、時間と労力だけがかかってしまい、思うような成果をあげられないということにもなりかねません。空室が出た際は一日でも早く次の契約を締結し、家賃を発生させなければ収益になりませんので、周辺相場等を考慮した適切な値付けやリーシングが欠かせません。
■守るべき規制やルールを遵守できる
マンションの賃貸管理やリーシングには、法規制や業界の慣習など守るべきルールがたくさんあります。そういった知識は勉強や経験によってある程度身に付けることができますが、実際の業務の中に反映するには相当な時間と経験を要します。
管理会社はこうした知識・経験が豊富なプロですので、リーシング業務は管理会社に任せてしまった方が安心でしょう。
また、法規制など守るべきルールは、「知らなかった」「経験がなかった」では済まされない問題に発展することもありえます。その点、マンションのリーシングを専門とする管理会社に委託しておけば、諸規制に触れるようなことなく、マンションを任せることができます。
■オーナーの負担が激減する
これまで述べてきたように、マンションのリーシングには知識や経験が必要です。それをオーナーが個人で行なおうとすると、仮に知識や経験が豊富であったとしても、その負担は非常に大きなものとなります。
しかし、専門の管理会社にリーシングを委託することで、オーナーの負担とリスクを最小限に抑えることができます。オーナー自身も自分がすべき業務に集中することができ、最大のパフォーマンスを発揮することができるようになるでしょう。
3.リーシングをプロに依頼するデメリット
ここまでは、賃貸管理会社にリーシングを依頼することで大きなメリットが得られる事を説明しました。
しかし、当然メリットだけでなく、いくつかのデメリットがあることも事実です。
具体的なデメリットについてみていきましょう。
■デメリット①委託料が発生する
専門の管理会社に委託する以上、どうしても報酬となる委託料の支払いが発生してしまいます。
■デメリット②委託先は慎重に選ぶ必要がある。
リーシングを行なっている賃貸管理会社は多く存在しており、会社によって品質や特徴、得意分野は様々です。たとえば、店舗に強い管理会社もあればマンションに強い管理会社もありますので、そもそも賃貸マンションのリーシングは得意としていない管理会社も存在するということです。そのため、委託する際はしっかりとマンションのリーシングに強い管理会社を見極め、委託する必要があります。
しっかりと委託する内容について複数の管理会社から見積もりを取り、担当となる営業の方と話し合いを重ねて見極めることが重要となります。
4.賃貸管理とリーシングはプロの管理会社に依頼するべき
オーナーにとって、マンションの賃貸管理とリーシングは収益を左右する大切な事柄です。
賃貸管理におけるリーシングは、専門となる管理会社に委託することで、負担とリスクを最低限に抑えながら収益を最大限に引き上げることができます。
マンションの賃貸管理とリーシングについては、経験と実績が豊富な当社へ是非ご相談ください。
以上
更新日：2020年3月25日
