植栽剪定|植栽管理の重要性

 植栽は賃貸マンションにおける良好な住環境を提供するために重要な要素のひとつですが、植栽の健康な状態を保つためには種類や周辺環境に合わせて適切なメンテナンスを行なうことが重要です。
 以下、植栽管理の基本となる4項目を説明します。

【 1 】施肥
 植栽の健全な育成のために肥料を施します。施す量や場所などを誤ると植栽を痛めてしまう原因となるため、専門家による作業が重要です。

 

【 2 】剪定
 植栽剪定の役割は大きく分けて以下3つです。

(1)樹形を保つ
 伸びすぎた余計な枝を切り形を整えます。
 ただし、切る箇所や切り方には専門の知識が重要で、切り方を誤ると樹形が乱れたり枯死に至る場合があります。
    
(2)過密による光不足や病害虫の発生を予防する
 枝葉が密集することで、内側に光が届かなくなり樹木の成長が悪くなります。
 また、蒸れによって病気の発生につながったり、害虫にとって身を隠しやすくなることで大量発生につながりやすくなります。
 これらを予防するため、枝葉を適切な密度にすることが重要となります。

(3)剪定の刺激による成長促進
 樹木は適切な剪定をすることで活性化し、成長が促されます。
 ただし、前述の通り切り方を誤ると逆効果となりますので、専門家による作業が重要です。

【 3 】消毒
 薬剤を散布し、害虫の除去・予防、病気の治療・予防を行います。
 毛虫などの害虫は放置すると居住者に被害を与える恐れがありますので、消毒作業は虫の発生時期も考慮し計画的に実施することが重要です。

【 4 】除草
 植栽内の雑草などを除去します。
 雑草を放置しておくと見栄えが悪いだけではなく、土壌の栄養が奪われ植栽の成長を妨げるほか、虫の発生源となる場合もあります。

 今回は 【施肥】【剪定】【消毒】【除草】の4つの大項目のうち、【剪定】について実際の作業の様子を動画でご紹介します。

 

 このように、当社では専門知識を持ったプロによる植栽管理を計画的に実施しています。
 マンション毎の植栽の特徴に合わせた適切な状態を保つことで、快適な住空間のご提供につなげています。

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