マンションの賃貸管理の仕事ってどんな内容？
今回は、改めて賃貸管理の仕事内容や重要性について一通りご説明していきます。
1.賃貸管理の仕事はどんな内容？
マンションの賃貸管理と一口にいっても、その仕事内容は多岐にわたります。
それらを大別すると、入居者に関するものと建物に関するものとに分けられます。
■入居者に関する業務
入居者に関する業務には、入居者の募集から退去までの一連の業務が含まれます。
具体的には次のような業務です。
・入居者の募集広告を出す
・入居者と契約を結ぶ
・入居者との契約を更新する
・家賃が振り込まれているか管理する
・入居者からの相談や要望に対応する
・退去の手続きを行う
どれも入居者と直接かかわる重要な業務であり、素早く確実な対応をする必要があります。
上記以外にも入居者に関する業務は数多くありますが、どれも大切な業務です。
■建物に関する業務
建物に関する業務は、建物自体はもちろん付帯設備に関する事柄も含まれます。
具体的な業務としては次のようなものが挙げられます。
・建物や付帯設備の修理
・定期的なメンテナンス
・原状回復工事
・業者の手配
・空き室の管理
・法律に基づく点検業務
こちらは入居者の生活に直結するような業務がメインです。
特に、原状回復工事は次の入居者の契約や空室に影響しますし、給湯器等の設備に関する故障対応が遅れてしまえば、その間入居者はお湯を使うことができなくなってしまいます。
建物に関する業務も速やかに対応していく必要があります。
2.賃貸管理の仕事を委託するメリット
マンションの賃貸管理の仕事は重要です。しかし、すべてをオーナー一人で対応する必要もなく、管理会社に依頼してしまうこともできます。
賃貸管理の仕事を管理会社に依頼することで多くのメリットを得ることができます。
実際にオーナー自身が管理する自主管理ではなく、管理会社へ管理が委託されているマンションも多く存在します。
■管理に必要な専門的知識が不要となる
マンションの賃貸管理には専門的な知識を多く必要とします。
具体的には、契約やマンションなどに関する諸法令についての知識や付帯設備が故障した場合の対応方法、入居者を効率よく募集するためのテクニックなどです。特に法律については、「知らなかった」では許されない問題も多くあります。法令上必要な設備が不足していたり、点検をおろそかにしているような場合は、法に基づく罰則を受けることもあるのです。
それ以外にも、空室を出さないためのテクニックや住人間のトラブルを発生させないための運営方法など、必要な知識ではあるものの、なかなか一般的に身に付けづらい知識もあります。
それらを持ち合わせていなくても、最小限の費用で効率よく収益を上げられるようになるのが、賃貸管理の仕事を管理会社へ委託することによるメリットの一つです。
■専門的で組織化された管理ができるようになる
マンションの賃貸管理における仕事は、その名の通り管理がキーワードです。
入居者毎の契約の管理、設備修繕の管理、入居者募集の進捗管理など、項目ごとのスケジュール管理が重要です。
こうした細かい状況管理がおろそかになってしまっていると、契約の更新通知が遅れてしまったり、設備が壊れてしまうなどの重大な事態に発展するおそれもあります。
こうした事態を未然に防ぐために、紙にメモしたりExcelソフトなどを用いて管理しても良いですが、それではどうしても「漏れ」や「抜け」が生じてしまう可能性があります。
マンションの賃貸管理の仕事を専門的に行なっている会社であれば、そういった管理を組織的に行なったり便利な業務ツールを駆使して行なうため、漏れや抜け、対応の不備といったことがなくなります。
自主管理では困難な高度で質の高い管理が実施できるようになるのも、管理を委託することのメリットです。
■オーナーの負担が減少する
本来、マンションの賃貸管理は非常に大変な仕事です。諸法令や規制を守りながら入居者の便宜を図り、かつ、より高い収益を上げるためにさまざまな施策を実施しなければなりません。それは想像以上に大変なものであり、オーナーには大きな負担としてのしかかります。
そういった大きな負担を負うことなく正しい管理ができるようになるのも、賃貸管理の仕事を委託することにより得られるメリットです。
3.マンションの賃貸管理の仕事はプロにお任せ
マンションの賃貸管理の仕事は非常に大切なものであり、入居者に関する業務やマンション、その付帯設備に対するものなど業務範囲は多岐にわたります。
それらを効率的にこなすのであれば、やはりマンションを得意とする賃貸管理会社に管理の仕事を委託するべきです。
当社では長年の経験と実績をもとに、効率的なマンション管理の運営を実施しています。
マンションの賃貸管理についてはぜひ当社までご相談ください。
以上
更新日：2020年3月25日
