賃貸管理は大丈夫?新人オーナーに知ってほしい賃貸管理の3つのポイント
オーナーになったあとは賃貸管理を続け、責任を持ってマンションを管理していかなければなりません。
今回は、マンションを保有したばかりの新人オーナーの方に特に気を付けてほしい、賃貸管理のポイントを3つに絞りご紹介します。
1.賃貸管理の新人オーナーが気を付けたいポイント①専門的な知識とコミュニケーション能力が要求される
マンションの管理には専門的な知識を必要とします。
マンションを取り巻く各種法令や業界の慣行はもちろん建物自体に関する事柄など、必要とされる知識は幅広いものです。専門的な知識がないまま管理業務を続けてしまうと、マンションのオーナーとして正しい管理ができないばかりか、規制に違反したりルールを破ってしまうなど取り返しのつかないことにもなりかねません。
さらに、マンションを取り巻く業界環境は日々変化しています。1年前までは当たり前だったことでも、今年はそうではないといったことも珍しくはありません。そのため、専門的な知識を身に付けた後も日々オーナーとして学び続け、常に先回りしながら知識を深めていく必要があります。
また、マンションのオーナーは知識だけでなくコミュニケーション能力も重要です。マンションの賃貸管理をオーナーとして適正に行なったうえで、さらに入居者や修繕業者など外部とのやり取りが非常に多く発生します。そういった方たちと上手く付き合っていくためには、円滑なコミュニケーションが必須です。うまくコミュニケーションが取れないと、簡単なやり取りにも時間を要してしまったり、契約業務や修繕業務といった場面で思うように協力を得られないこともあり得ます。
専門的な知識と入居者・修繕業者とのコミュニケーション能力、これは新人オーナーのうちにしっかりと身に付け、日々磨きをかけていくべき部分といえるでしょう。
2.賃貸管理の新人オーナーが気を付けたいポイント②業務範囲の広さ
マンションの賃貸管理におけるオーナーの業務は非常に広範囲にわたります。
管理方針を定めて入居者を募集して入居手続きを行ない、建物や付帯設備の修繕やメンテナンスをしながら入居者のサポートをし、退去時には退去の手続きをするといったように、すべての場面に関わり、対応していかなければならないのです。
業務量もマンションの規模や入居者の数に比例して多くなるため、オーナーは常に時間と仕事に追われる身になります。時間やスケジュールの管理はもちろんのこと、やるべきことをピックアップしてそれぞれに優先順位を付け、期限を決めて確実に漏れなくすべての管理業務を実施していかなければなりません。
業務範囲が広く、業務量も多いからといって質を下げてしまっては、オーナーとしての管理業務が適正に行なえているとはいえません。効率よく管理する手法や自分なりの調整術を身に付け、広範囲に及ぶ業務もこなしていく能力がオーナーには求められるのです。
3.賃貸管理の新人オーナーが気を付けたいポイント③利益は勝手に生まれてこない
マンションのオーナーになりさえすれば毎月家賃収入が入ってきて自動的に利益が生まれてくる、という考えは大間違いです。むしろ、マンションのオーナーはそこでようやくスタートラインに立ったようなものです。オーナーになったからと何もしないままでは、利益が生まれないどころか負債ばかりが積み重なっていくことになります。マンションのオーナーとして定期的に安定した家賃収入を得るためには、不断の努力が必要です。
空室を出さず満室を目指してそれを維持するにはどうしたらよいか、できるだけ退去者が生じないように住みやすい環境を作るにはどうしたらよいか、時代のニーズにどう適応していくべきなのかなど、考えて行動するべきことは山積みです。
また、マンションのオーナーは経営者です。家賃収入が上がっていても、それに伴う利益がついてきているかということは別問題です。会社やお店を経営するのと同じように、経営者として利益を出す方法も同時に考える必要があるのです。
常にマンションと入居者のことを考え、経営者として責任を持った管理をするのがマンションのオーナーという存在です。この心意気については新人オーナーの時から磨き続け、ベテランオーナーとなった後でも大切にし続けなければならないものです。
4.賃貸管理は委託してしまうのが賢いオーナー
これまで説明してきたとおり、マンションのオーナーには非常にたくさんの能力が求められます。仮にその能力があったとしても、適正な管理を行なうには非常に大きな負担がかかります。
そこで、マンションの賃貸管理はオーナー自身が実施するのではなく、専門の管理会社に委託するのも一つの手法です。マンションの賃貸管理を専門とする管理会社であれば、オーナーに負担なく、適正な管理を実現することが可能です。
マンションの賃貸管理なら、ぜひ当社にお任せください。
最適な管理を実施致します。
以上
更新日:2020年3月25日