LED照明導入について
今回はその背景にあるエネルギーを巡る社会情勢や、LED化のメリットをご紹介いたします。
地球環境の保護や省エネの重要性が高まる国際的な情勢を踏まえ、蛍光灯・蛍光灯器具の国内生産は終了しており、国内メーカーは現在LEDのみの生産となります。
それはLEDが、蛍光灯や白熱灯などに比べ寿命が長く、エネルギー効率が良いことから省エネで環境にやさしいと言えるからです。
現在蛍光灯を使用している建物においては、今後管球交換が必要になった際に在庫が入手できない、といった状況に陥る可能性があり、照明の運用計画について見直す必要性があります。
このような背景からも、省エネで環境にやさしいLED照明への切り替えが今後ますます推進されることが予想されます。
LEDは実際にどのくらいエネルギー効率がよいのでしょうか。
そしてそれが、建物管理においてどのようなメリットを生み出すのでしょうか。
■光束(光源全体の明るさ)、消費電力、定格寿命における蛍光灯との比較
(資料提供:パナソニック株式会社)
(1)LEDがもたらす建物管理上のメリット
省電力で長持ち、安定した光源であるLED照明は、以下の通り建物の資産価値向上、コスト削減に有効です。
(2)トータルコスト
LED照明を導入する際のデメリットとして、初期費用が高額であることが挙げられます。ただし、年間の電気料金の削減効果、長寿命によるランプ交換費用の削減を踏まえると、一般的に3年~5年程度で初期費用の採算が取れることが期待できます(物件規模・使用条件によって異なります)。
※グラフはイメージです。
当社では専門業者による物件調査を行い、LED化によって、どのくらいのコスト削減が可能なのか試算した上で、最もコストパフォーマンスが高い仕様でLED提案を行っております。
また、LED化工事完了後、一定期間はアフターサービスとして器具不良による不点灯の改修対応が可能なため、安心してLEDを導入いただけます。
以上
更新日:2020年7月22日