給水ポンプ点検|安心してきれいなお水を利用するため
当社では入居者の方に安心して新鮮できれいなお水を安定して供給するために、給水ポンプの点検を定期的に行っております。
点検を行わないと給水ポンプの故障により「水が出ない」「異物が混入している」等のトラブルに繋がるケースがありますので、重要なライフラインの維持を担っている給水ポンプの故障は日常生活に重大な支障が出るため、必ず定期的に点検しておく必要があります。
給水ポンプには様々なタイプがありますが、今回は近年、普及している“直結増圧給水方式”のポンプ点検をご紹介させていただきます。
本管から直接引き込み、本管の水圧にポンプで増圧して各戸に給水する方式。
受水槽が不要となるため、衛生的でメンテナンスが容易というメリットがあります。
法定点検義務(検査・報告)はありませんので、管理会社の下で、メーカーもしくは管理会社が定期的にポンプ設備の保守点検を行います。
東京都では給水条例施行規程第8条の2で年に1回の定期点検が義務付けられています。
このように条例等によって点検が義務となっているケースがあるため、導入時は給水を管轄する行政機関への確認が必要です。
なお、当社ではライフラインにかかわる設備であるため、必ず定期的な保守点検を行なうことを基準としています。
■外観点検
各所(ポンプ本体、モーター、配管、弁類等)に五感で感じる部分に異常が無いか確認。
→異音、臭気、振動、腐食、水漏れ等
■機能点検
制御盤に供給している電圧、ポンプ運転に必要な電流、モーターの絶縁抵抗等の計測。
交互運転切り替え状態等の確認、圧力タンクへの空気補充、逆止弁の差圧確認、ストレーナーの清掃
【電圧・電流測定】
【圧力タンクの空気補充】
当社では、技術スタッフと協力会社による定期ミーティングを行ない不具合箇所の確認・検討・提案等を実施しています。
また、的確な管理業務実施・履歴管理を実施するためのマンション管理システムを導入しております。
適切なメンテナンスやシステムの活用を通じて、これからもオーナー様・入居者様に「安心・安全」をお届けしてまいります。
以上
更新日:2020年2月27日